ポイント
*ボビンワークは、普段裏側にくる、ボビンの糸を表に出す手法です。生地の裏側を見て縫っていきます。(生地の表裏に注意しましょう)
*ボビン糸に使う糸は太めのものを用意
ワンダーフィルのお勧めは、レーヨン糸の発色豊かなラズルとダズル。ダズルはメタリックのラメが入っているので、キラキラ感が出ます。
*上糸と下糸(ボビン糸)は同じ太さのものを使わない。糸がかさばり、縫いにくくなります。上糸は細い糸を使用しましょう。
ワンダーフィルでは、普段下糸としてお勧めしているデコボブをボビンワークでは上糸として使われることをお勧めします。
*ボビンに糸を巻くときの注意点
普段のボビンに糸を巻くスピードよりゆっくり巻きしょう。
ボビンいっぱいまで糸を巻かず、8分目くらいで止めましょう。
8番などの太い糸を使うときは手でも巻けます。
糸が太いので、ボビン糸の消費が早いので、2から3個余分に巻いておくと、作品制作中に一度止めてボビンに糸を巻く必要がなくなります。
*ボビンケースを使いましょう。
*試し縫いをして、必ずテンションをチェックしてください。
普段、裏側のボビンに巻いた糸が主役のボビンワーク。上糸としては使えない太い糸が使えますので、デザインにアクセントを加えたり、縫い目(糸)を強調させるには最適です。
一度、このテクニックを覚えるといろんな場面で応用可能です。
ボビンケースを使いましょう!
上糸には、普段下糸として使っているデコボブを使いましょう!
上糸が太いと縫いにくいですし、細い糸の方が見栄えが綺麗に仕上がります。
ボビンワークをするときは、ボビンに太い糸を使います。
糸が太いので、手でも巻けます。
ミシンで巻くときは、普段より速度を落としましょう。
ボビンいっぱいまで巻かずに、8分目までに!
生地が薄い場合は、キルト芯を使うことをお勧めします。
必ず、端切れなどを使って試し縫いをしましょう。
テンションの調整もかねて
自分の好きな縫い目を選んでくださいね!!
ボビンワークをするときは、縫い幅を普段より少し広めに(大きめに)設定することをお勧めしています。
上糸が、たくさん見えてしまう場合は、針のテンションをきつくしてみて下さい↓
逆に、糸が布を引っ張りあうようでしたら、すこしテンションをゆるめてみて下さい。
ボビンワークは、ボビンに巻いてある糸が表にくる手法なので、いつもとは布の向きを逆にしましょう!!
ボビンワーク↓
どうでしたか、このシンプルさと美しさを!
慣れるととても簡単に出来ます。
今まで8番手の糸の使い方を知らなかった方も、これを機に試してみてはいかがでしょうか。
今までミシンで使えないと思っていた太い糸が、作品に新しいデザインを運んでくれますよ!
そして、ステッチの多様性を高めてくれます。
今まで試したことのない新しいテクニックや糸の太さを試してみましょう。
このチュートリアルで、太い糸で縫うことへの不安が少しでも解消されれば嬉しいです。
他にも、こんな手法があったらいいなとか思われる方は是非ラインなどにメッセージを残してくださいね(*^-^*)