今日は、暗いところで光る手袋を紹介します。
お子様も喜ぶと思います。
刺繍が出来るミシンで簡単に作ることが出来ます。
この簡単なプロジェクトは、刺繍ができるミシンと暗闇で光る糸を使って、市販の手袋を暗闇で本当に目立たせることができます。
ハロウィンのどんな不気味なコスチュームにも合わせることができ、さらに魅力的なものになります。
刺しゅう機用の無料パターンも用意しましたので、ご自宅で簡単に作ることができます。
刺しゅう機用の無料パターンはこちらからダウンロードできます:
こちらが作り方のYouTubeです。
刺繍機に図案を読み込ませたら、次は糸を選びます。
上糸には、オーロラという暗闇で光る糸を使用しています。太さ40番の糸で、8色のカラーバリエーションがありますが、今回はスケルトンの手にAR-02クリームを使います。
この光る糸をあなたのコレクションに加えてみませんか?
色は、ご自身の好きなカラーをお選びください。
このスケルトンで色の参考にしてみて下さい。
オレンジ、ライトグリーンも人気色です。(ピンクもかわいいです)
オーロラ糸
通常のボビン糸を使用しても構いませんが、アップリケの工程をより簡単にするために、太さ80番の綿化ポリエステルである「DecoBob(デコボブ)」を使用しています。この糸をボビンに入れることで、軽量で自立したレースを作ることができ、グローブに取り付けた後も簡単に動かすことができます。
デコボブはこちらから
https://wonderfiljp.com/ja/product-category/decobob/
事前にボビンに巻かれたデコボブ
https://wonderfiljp.com/ja/bobbins/
水に溶けるタイプの刺繍用生地(刺繍シート)を重ねて、デザインを縫い出します。
少し布地のような感触のソフトタイプを選ぶことをお勧めします。
左手と右手のデザインを、140mm x 140mmサイズのフープに縫いつけます。
デザインが縫い終わりましたら、フープから取り出し、ぬるま湯で水溶性の刺繍生地を洗い流し、指の間で優しくマッサージするようにして完全に取り除きます。
そして乾燥させてください。
もし、指の骨の順番を忘れてしまいそうな場合は、各指の骨の間の糸を切らずに、スタビライザーを洗い流したときに、本来あるべき順番でぶら下がるようにしましょう。
乾燥後、ピンで固定したら、レースの近くの余分な糸を切り取ってきれいにします。
刺繍したものが乾いたら、オーロラ糸を上に、デコボブ側を下にして、手袋の上に並べます。 (必ずオーロラ糸が上に来るようにしてください。逆だと光りません)
デコボコ面には小さな結び目がありますが、上面にはすっきりとしたステッチが施されているので、違いがわかりやすいでしょう。【少し凸凹があるほうが下】
低温のアイロンでプレスして、レースのカールを取り除きます。
また、弱火にすることで、手袋の生地が溶けてしまうのを防ぐことができます。
高温でアイロンをすると手袋が硬くなってしまうだけでなく、アイロンや縫いたてのフリースタンディングレースが汚くなってしまいます。
次に、作品をしっかりと固定するために、アップリケをする必要があります。
手袋に馴染むように綿素材の糸を使用します。
アップリケをする際に滑らないようにコットン糸には歯がついているので、Efina(エフィーナ)という太さ60番の綿糸を使用します。
Efina(エフィーナ)は、アップリケ用糸として最適ですので、ぜひコレクションに加えてみてください。Efinaの糸はこちらでお買い求めいただけます:
https://wonderfiljp.com/ja/product-category/efina/
糸の端を結び、アップリケの後ろから針を引いて、アップリケ作品と手袋の間に結び目を隠します。小さなステッチで、アップリケのピースを下にして、各ピースを固定するために全周を縫うようにします。誤って手袋の下の生地を縫いすぎないように注意してください。下の生地まで縫ってしまうと手袋が縫い閉じてしまい指が入らなくなります。
糸を強く引っ張らないように注意しましょう。
アップリケの周りが少し硬くなったり、パッカリングが生じたりします。
パッカリングとは、縫い目の間にできるシワのことです。
誤って下の布を引っかけてしまうストレスを感じずにアップリケをしたい場合は、手袋の指に鉛筆(ペン)を入れてステッチをするといいですよ 。
これで、上の布と下の布の間にバリアーができ、下の布を引っかける可能性がなくなります。
アップリケが終わったら、糸を切ります。
これで、夜や暗い部屋に手袋を持ち出して、不気味な新しいアクセサリーを披露することができます。
暗闇で光るスケルトンの手袋をもっと明るくしたい場合は、UVライトを購入してください。
このライトをオーロラの糸に数秒間だけ当てると、強烈な光を放つことができます。
UVライト点灯中に電灯を直視すると、目を痛める原因となりますのでご注意ください。
UVライトを使いたくない場合は、短時間であれば太陽の下に寝かせても光り方が変わります。
どうでしたか??
オーロラ糸とても重し来ですよね!!
今年は、オーロラ糸を使って面白いハロウィン作品を作ってみませんか???
もちろん、オーロラ糸はキルトにも使えます!!
こちらがキルトに使用した例